京都市左京区吉田牛ノ宮町19
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体内の水(津液)の停滞は、浮腫や冷え・めまいなど、さまざまな形で女性を悩まさせます。一般的な水滞は気の失調から起こるのに対し、女性特有の水滞はしばしば血行不良を伴うのが特徴です。実際、生理前や妊娠中の女性は、ホルモンバランスの変化から浮腫を起こしやすくなります。また、貧血に伴って水毒性のめまいや立ちくらみに悩まされる女性も少なくありません。
そこで漢方では、女性特有の水のトラブルには痰湿の解消と共に、血の強化を通じて対処していきます。気血の両面から体液循環を改善することは、健康のみならず美容の面でも有効な手段と言えるでしょう。
女性の冷え症、むくみ、月経不順に
◎月経痛、月経困難、月経不順
◎足腰の冷えむくみ、肩こり、頭痛
◎疲労倦怠、貧血、産前産後の不調
当帰芍薬散は妊娠中の腹痛を治める為に作られた漢方薬ですが、今では産前産後、腹痛の有無に限らず、月経困難や冷えむくみ、それに伴って起きる頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、しもやけにも用います。当帰芍薬散には筋肉の痛みを鎮める作用に加え、浮腫(水滞)を除いて血行を促す作用があり、妊娠中の痰湿による障害(悪心嘔吐、むくみ、頭痛、咳痰)から、繰り返す膀胱炎まで応用が利く処方です。
女性の美しさは「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」と例えられますが、この諺は同時に、女性の健康に必要な要素・条件を表しています。立てば芍薬。立つとは、腹筋が突っ張り、へそが立っている状態(=消化器官が水滞を起こしている)を表しており、そのような女性は芍薬を服用して水の巡りを整えると良い。坐れば牡丹。腰が坐るとは女性の生理が滞った状態、下腹部にある子宮にうっ血(漢応方で言う瘀血)がある状態を表しており、そういった女性は牡丹を服用して血の巡りを整えると良いという訳です。
女性の美しさを例えた「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは裏を返せば、女性の美しさを長く支える役割としての、芍薬・牡丹・百合の大切さを物語っています。
女性特有の症状に用いる漢方薬(利水剤)には、他にも次のようなものがあります
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