虚弱体質・貧血・低血圧
慢性疲労・全身倦怠感・食欲不振
身体が重い 食欲が出ない 味覚が減退
睡眠が浅い 休んでも回復しない
これらの症状で、お悩みではありませんか?
漢方では、気力・体力が充実した元気な状態は、気血の充実によって保たれると考えます。何らかの理由で気血の働きが弱まることで、心身は疲れやすくなり、さまざまな不調が現れるようになります。
気が弱まった体では、全身機能が低下して倦怠感・脱力感を感じるようになり、冷えやむくみを伴いやすくなります。また過労や寝不足が続いて血が弱まった体では、強い疲労感と共にのぼせ、イライラ、頭痛、不眠といった神経障害が現れるようになり、循環器系や肝臓、消化器系など内臓機能の異常も伴うようになります。
体を巡る気は、活動に伴う疲労を軽減・緩和する作用があります。気は体を動かすエネルギーに相当するもので、活力を高め、血流を盛んにして、疲労による活動の低下を防ぎます。一方で、体を巡る血は、活動に伴う疲労を回復する作用があります。血は体の栄養に相当するもので、回復力(治癒力)を高め、疲労の蓄積を防ぎ、疲労に対する持久力を養います。疲れにくい体作りは、これら気血を盛んにすることで、疲労に対する抵抗力・耐久力を養うことを意味します。
疲労による不調を解消したり、虚弱体質を改善するには、気血の働きを盛んにすることが重要です。特に、気の働きを盛んにする漢方治療には身体機能の回復に加え、内臓機能を高める、体温や血圧を適正に保つ、新陳代謝を促進するなど、元気・活力を高める作用が期待できます。また血の働きを盛んにする治療は、疲労によって消耗する栄養を補うと共に、睡眠・休息による回復を高める、疲労や加齢による体力低下を防ぐといった作用が期待できます。
年齢的な元気・活力として、漢方には精という概念があります。精は成長や老化、生殖に関わる元気・栄養を表すもので、気血から作られて体内に蓄えられます。自然な老化とは、精が緩やかに減少することを指しますが、気血が衰えた体では精の供給が滞り、生殖機能や体温の低下、内臓や内分泌系の失調など老化現象が現れるようになります。そういう点では、精を補う気血の充実には、疲労を退けるだけでなく、病的な老化を防ぎ、自然な若さを保つ作用も期待できると考えられます。
虚弱体質・疲労障害に用いる代表的な漢方薬には、次のようなものがあります
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